三浦文彰(ヴァイオリン)

2009年世界最難関とも言われるハノーファー国際コンクールにおいて、史上最年少の16歳で優勝。国際的に一躍脚光を浴びた。
ロサンゼルス・フィル、ロイヤル・フィル、ロイヤル・リヴァプール・フィル、マリインスキー劇場管、チャイコフスキーシンフォニーオーケストラ、NDRエルプ・フィル、ハノーファーNDRフィル、シュトゥットガルト放送響などと共演。共演した指揮者には、ドゥダメル、ゲルギエフ、フェドセーエフ、ズーカーマン、クリスティアン・ヤルヴィ、ワシリー・ペトレンコ、フルシャ、ドゥネーブ、カンブルラン、インキネン、大野和士などが挙げられる。リサイタルでも、ルーブルでのパリ・デビュー、ウィグモアホールでのロンドン・デビューが絶賛を博した。
NHK大河ドラマ「真田丸」テーマ音楽を演奏したことやTBS「情熱大陸」への出演も大きな話題となった。
18年10月からスタートしたサントリーホールARKクラシックスではアーティスティック・リーダーに就任して、音楽祭を主宰する念願を果たした。
19年以降のハイライトとして、ズーカーマン指揮バルセロナ響、ティチアーティ指揮ベルリン・ドイツ響、ロウヴァリ指揮エーテボリ響、エストラーダ指揮フランクフルト放送響、ポーガ指揮ケルン放送響、ダウスゴー指揮BBCスコティッシュ響、リットン指揮都響、カンブルラン指揮読売日響、ウィーン室内管などとの共演が予定されている。また、ピリスとのデュオ・リサイタル、ズーカーマンとの室内楽、バシュメットとの室内楽、スペインや日本でのリサイタルツアーも予定されるなど、国際的活動の場を広げている。
CDはエイベックス・クラシックスよりリリース。09年度第20回出光音楽賞受賞。
使用しているヴァイオリンは、宗次コレクションより貸与されたストラディヴァリウス 1704年製作 “Viotti”。
(2019年8月現在)

 

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