チャイコフスキー記念国立モスクワ音楽院でエリソ・ヴィルサラーゼ氏の下5年間研鑽を積む。トップ・オブ・ザ・ワールド国際コンクール(ノルウェー)に出場した際には、ショパンコンクール、ルービンシュタインコンクール、エリザベート王妃コンクール等の覇者を抑え見事優勝を果たす。その後、マンハッタン国際音楽コンクール(アメリカ)ではグランプリ受賞及び、審査委員長を務めたイーヴォ・ポゴレリチ氏よりポゴレリチ賞の授与をきっかけに国際舞台に姿を現す。
これまでに、カーネギーホール(ニューヨーク)、ウィグモアホール(ロンドン)、ガスタイクホール(ミュンヘン)、ゲヴァントハウス(ライプツィヒ)、ローマ・オペラ座、ヴェルディ音楽院大ホール(ミラノ)、モスクワ音楽院大ホール、マイアミ・ピアノ音楽祭、ドゥシニキ国際ショパン・ピアノ音楽祭など世界各地の主要ホール、音楽祭等で演奏し、熱狂的な支持を得る。各地の新聞等でも絶賛された。
2018年東京日経ホールでの日本デビュー後2019年4月には二度目の日本ツアーを開催。2021年にはヤマハホール、白寿ホールでのリサイタルを始め、すみだトリフォニーホールで秋山和慶氏指揮の下新日本フィルハーモニー交響楽団とショパンピアノ協奏曲第2番を共演、好評を博す。
また、公益財団法人福田靖子賞基金主催マスタークラスなどでは後進の指導にもあたる。2023年4月より名古屋音楽大学客演准教授就任。
同年より日本に在住しており、ヨーロッパでの演奏活動と並行して2022年にはサントリーホールなど日本の主要ホールでの演奏を予定している。
2019年より演奏活動の後ロビーにて環境保全活動を行なっているWWFジャパン(世界自然保護基金)の活動を紹介するとともに募金を募る。